今回は、スーパーカー界の頂点に君臨する「ランボルギーニ アヴェンタドール」のフルラッピング施工をご依頼いただきました。
その名の通り、“闘牛”のような迫力と鋭さを持つこの車両は、ただでさえ圧倒的なオーラを放っていますが、さらに個性を高めるため、マットメタリック系のフィルムによるカラーチェンジを施工させていただきました。

このブログでは、施工工程の詳細、使用したフィルムの特徴、こだわりポイント、そして完成後の様子まで余すことなくご紹介いたします。


■ 車両スペック・施工内容

  • 車種:ランボルギーニ アヴェンタドール
  • カラー(元色):レッド
  • 施工内容:フルラッピング(マットメタリックダークパープル)+エンブレム処理+各部品脱着

■ 施工前の打ち合わせ

お客様との事前打ち合わせでは、以下のようなご要望をいただきました:

  • 「他と被らない圧倒的な個性を演出したい」
  • 「街乗りでも映えるデザインがいい」
  • 「ラッピングとは思えないクオリティを求めたい」

私たちとしても、非常に高い期待を感じながら、素材選び・色味・質感・耐久性・メンテナンス性まで丁寧にヒアリングさせていただきました。
その中で選ばれたのが、マットメタリックダークパープルの特殊フィルム。
このカラーは、ただの「マットパープル」ではなく、光の加減で微妙に表情を変えるラグジュアリーな質感を持ち、一見すると塗装と見間違えるほどの仕上がりが可能です。


■ 施工工程:分解〜仕上げまで徹底的に

1. ボディ分解と下地処理

ラッピング施工において最も重要と言っても過言ではないのが、「分解と下地処理」です。
アヴェンタドールのような複雑な構造を持つ車両では、バンパー・サイドスカート・ドアハンドル・ライト・エンブレムなど、あらゆるパーツを分解し、隅々までフィルムを正確に巻き込むことが求められます。

また、施工前には全体の脱脂洗浄・鉄粉除去・エッジラインの研磨を実施。
フィルムの密着性と仕上がりの美しさを保つため、細部にわたり徹底的な下処理を行いました。

2. フィルム施工(曲面成形と空気抜き)

ラッピングは一見、ただフィルムを貼る作業に見えるかもしれませんが、実際には熱成形・空気抜き・しわ処理・ライン取りなど、職人の経験と技術が必要不可欠な工程です。

特にアヴェンタドールのようなスーパーカーは、ボンネット・ルーフ・リアフェンダーに至るまで極端な曲面やエッジが多く、1パーツごとに繊細な処理が求められます。

フィルムの引き伸ばし具合や熱の加え方を適切にコントロールすることで、ミリ単位でラインがピタッと決まるよう成形し、違和感のない美しい仕上がりを追求しました。

3. ディテール仕上げ

フィルム施工後は、端部の処理・巻き込み確認・気泡除去・接着剤の再加熱など、目視では分からない箇所まで入念にチェックします。


■ 施工後の印象とオーナー様の声

施工を終えたアヴェンタドールは、もはや別次元の存在感。
マットメタリックの質感が光を吸収するように全体を包み込み、シルエットが際立つ仕様となりました。

サイドビューからの迫力はもちろん、リアビューも圧巻。ディフューザーやランプ周りのシャープな造形がさらに際立ち、まるでステルス機のような印象を与えます。

オーナー様からは以下のようなコメントをいただきました:

「仕上がりに鳥肌が立ちました。想像を遥かに超える完成度で、正直、新車を買い直したような気持ちです。」
「塗装ではできない、ラッピングだからこその質感と仕上がりに大満足です。」

このようなお言葉をいただけることが、私たちにとって何よりの喜びです。


■ まとめ|フルラッピングは“クルマを再構築する”という選択

ランボルギーニのようなスーパーカーにフルラッピングを施工することは、単なる色替えではありません。
それは“デザインの再構築”であり、“存在価値の再定義”とも言えます。

今回のように、細部までこだわり抜いたラッピング施工によって、車はまるで生まれ変わったかのような印象を放ちます。
塗装では実現できない「質感」「手軽なカラーチェンジ」「剥がせる安心感」も、ラッピングならではの魅力です。


■ お問い合わせ・ご相談はお気軽に

「自分だけの1台をつくりたい」「他と被らない仕様にしたい」など、フルラッピングやプロテクションフィルムをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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